初めての一眼からステップアップ〜レンズの選び方編〜
こんにちは
先日の記事でカメラの紹介をしましたが
次はキットレンズ以外に買うとしたらどんなレンズが候補に上がるか
を紹介し…
…ようと思ってたのですが
具体的な候補を説明する前に選び方を書いていたら長くなってしまったので
2つの記事に分ける事にしました
今回はレンズ名の見方、選び方を紹介します
レンズ名の見方
レンズを選ぶうえでポイントが何点かあります
まずはレンズ名の見方から見て行きましょう
写真はcanon公式HPより
先頭から順に
となってます
最後のフォーカス駆動方式に関しては
拘るのであれば気にする人もいますが、大方は選ぶうえでの要素になる事は少ないため
今回は割愛します
マウント種別
一眼レフにはセンサーサイズでフルサイズとAPS-Cという区別がある事は説明しました
canonレンズの場合は
EFレンズ=フルサイズ用(APS-Cでも使える)
EF-Sレンズ=APS-C用(フルサイズでは使えない)
となっております
が、EFレンズはAPS-C機でも使えるため
入門機を購入した場合は
この部分は気にしなくてもどれでも使える
と考えてよいです
※canonにはミラーレス一眼用のEF-Mレンズというのもあります
こちらはミラーレス用で通常の一眼レフには使えないのでご注意を
焦点距離
ここがレンズを選ぶうえでまず一番見る数字になります
焦点距離とはピントを合わせた時のレンズから撮影素子までの距離となります
焦点距離が短いほど画像として映し出せる範囲が広くなります
この範囲の事を画角、といい
焦点距離が短いレンズは広い画角で撮れるため
広角レンズ
と呼ばれます
逆に焦点距離が長いレンズは狭い画角にはなりますが
遠くのものを大きく写せるため
望遠レンズ
と呼ばれます
焦点距離が2倍になると画角は約1/2になり
画像として写せる範囲は1/4となります
またkissなどのAPS-C一眼レフは撮影素子のサイズが小さくなってるため
画像として写せる範囲も小さいです
焦点距離はフルサイズにつけた場合が書かれているため
APS-C機の場合は約1.6倍したフルサイズ換算焦点距離という距離で考えなくてはいけません
どれくらいの焦点距離だとどれくらいに写るのかというのはイメージで掴んでいくしかありませんが
一般的に35mmより短いと広角
35mm-70mmくらいまでが標準
それ以降が望遠とされる事が多いです(ここは厳密な定義はありません)
写真はcanon公式サイトより
キットレンズのように
18-55mmと書いてあるようなものはズームレンズといって
画角をその範囲で変えられるレンズです
24mmのように1つしか書いてないものは
画角を変えられない単焦点レンズ
と呼ばれます
F値
これは絞り値というもので
一眼に慣れてくると 明るさ という言い方をする事が多いです
具体的にはレンズの口径を焦点距離で割ったものの逆数になっていて
この数値が小さければ小さいほど大口径
つまり沢山の光を取り入れられる明るいレンズという事です
一眼レフはこの絞り値を調節して撮影するのですが
F値を小さくすることを開ける
F値を大きくすることを絞る
といいます
レンズ名に書いてある値は開けきった時の、開放F値というものになり
それ以上開けることはできない、逆に言えばそこまで開ける事ができることを表す値になります
明るいレンズには
- ファインダーが明るく見やすい
- 絞り開放時のボケが大きい
- シャッタースピードを上げられる
などのさまざまなメリットがあります
明るいレンズを絞って使う事はできても
暗いレンズを開けて使う事はできないので
明るいレンズというのはいいレンズと呼ばれる事が多く
同じ様なレンズだと明るいレンズの方が高価になる傾向があります
一般的なキットレンズは暗めのレンズが多いため
開放まで開けてもあまりボケないものが多いです
いわゆる一眼っぽい写真を撮る第一歩は
ボケを使いこなす事なので
キットレンズの次に買い足すレンズは
明るい、ボケやすいレンズが薦められることが多いです
手ぶれ補正
これは単純にISと書いてあれば手ぶれ補正付き、なければ無し
となっています
手ぶれ補正が付いてるほうがよりブレない写真を撮れるのはもちろんのこと
シャッタースピードを遅くできるというメリットがあります
遅くできるとなにがいいの?という話は別の機会にするとして
ほとんどのレンズは付いてあるものに関してはスイッチで任意にオンオフもできるので
これは単純に付いてるのであれば付いていたほうがいいと考えてよいかと思います
おわりに
いかがだったでしょうか
これで一先ずはレンズ名を見て
これはどんな感じのレンズなのかな、とイメージ出来るところまでなればよいのですが
最初はよく分からなくなってしまうことも多いです
このレンズどんなレンズだろうな?と思ったらこの記事を思い出して頂ければ幸いです
今回はここまで
お次は具体的にオススメレンズを紹介します