初めての一眼〜canon入門機編〜
今自分の周りで一眼レフが欲しい
という声をよく聞くので
一眼を初めて買うならどれがいいんだろう?
という質問に自分なりに答えてみました
あしからず
はじめに
一眼レフを選ぶうえで、よくわからない言葉って多いんじゃないかなって思います
そういった用語の解説なんかもしていきたいとは思うのですが
この記事では機種の紹介をメインにするため詳しくは解説しません
おいおい用語解説記事を書くつもりなのでお待ちいただくか
検索してみてください(正直自分よりも上手く説明してくださっている記事は沢山あります)
候補1 EOS kiss X7
写真はcanon公式HPより
まずは大本命X7
世界最小最軽量を謳う小型入門機
自分も初めての一眼はこれでした
ダブルズームキットという交換レンズが二本付いたセットで約五万円とコスパに優れつつ
写りも遜色ないモデルです
いいね
- 小さい軽い
- コスパ最強
- レンズ二本付きで近くから遠くまで幅広く撮影可能
うーん
- 小さすぎて持ちにくい人も
- あくまで入門機、後々物足りなくもなるかも
- 発売は少し前、世代も一世代前であり最新ではない
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ダブルズームキット EF-S18-55mm/EF-S55-250mm付属 KISSX7-WKIT
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: Camera
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候補2 EOS kiss X8i & 8000D
写真はcanon公式HPより
次はX7の後継機、X8iと8000D
この二機種は撮影などの性能は(ほぼ)全く変わりません
kissと名前が付くのが男性に抵抗があると言われたため
ママ用のkiss、パパ用の8000Dという位置付けにしています
またボタンなどの配置が少し異なり
8000Dのほうが上級機に近い形にはなってます
が、性能が変わらないため一括りにしています
X7から進化した点は様々ですが、特にフォーカス周りが進化していて、ピント合わせがより優秀になっています
さらに画素数も1800万から2420万と大幅にアップ
画素数が全てではないとはいえ、この変化はよいと思います
また、iとはチルト液晶搭載を表します
チルト液晶とは液晶部が可動式になっており、自撮りやローorハイアングル撮影がしやすくなっております
またX7と同じダブルズームキットの他に
18-135mmという広角から中望遠までのレンズキットもラインナップされました
一本で幅広く撮れるのが魅力ではありますが、望遠側が狭まってしまうのでどちらを取るかです
価格はX7と同じダブルズームキットだと7万円強
二万円くらいの価格差はあります
いいね
- X7から進化した点が多数(特にAF)
- 画素数も大幅アップ
- チルト液晶で撮影しやすい場面も
- X7よりも少し重くなった分持ちやすく、手に馴染みやすく
- 一本で幅広くカバーするレンズキットもアリ
うーん
- X7との価格差分の性能の向上が果たしてあるのか→調べてみたら結構ありましたすみません
- 通常レンズキットだと望遠側に少し足りなくなりがち
- ダブルズームキットだとX7と(ほぼ)変わらないレンズなため代わり映えはしない
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 8000D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 付属 EOS8000D18135ISSTMLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: Camera
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候補3 EOS 80D
写真はcanon公式HPより
いわゆる2桁Dとよばれる、80D
canonとしては入門機ではなく、ハイアマチュアモデルとして位置付けています
画像にも新次元AFと書いてある通り
オートフォーカスにかなり力がはいっており
測距点と呼ばれるピント合わせを行う点は45点用意されているため
かなり好きなところにピントを合わせることが出来ます
またピントが合うスピードもかなり早く、動きのあるものを撮るのにも向くため、お子さんやペットを撮る人などにもオススメかと思われます
また、連写も秒間7コマと少し多め
操作感もプロ機に近付きつつも、初心者に嬉しいチルト液晶を搭載
どちらかというと8000Dに似た形になっております(厳密には逆か…?)
この機種であれば入門機以上に拘った撮影が出来ると思われます
写真をよく撮られる方でも二桁Dは使ってる方が多いように感じます
が、なにしろ中級機なためお値段もそこそこ
先ほどと同様レンズキットのバリエーションは2種類ありますが、約13万円と6万円ほどアップします
初めての一台というよりは入門機からのステップアップや
もうカメラを続けてく事は決まっていて長く使いたい方向けかなとは思われます
いいね
- プロ機にせまる性能
- 優秀ながらもチルト液晶などの便利機能もあり
- 一眼レフを使ってる、という撮影する喜びがかなり感じられそう
うーん
- やはりどうしても値段が…
- 意外と8000Dと同等性能の部分も多く、価格差のわりに…
- 設定できる項目のわりにボタンが少なかったり、操作周りに少し不安が
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 80D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM 付属 EOS80D18135USMLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: Camera
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おまけ1 EOS 7D mark Ⅱ
写真は同じくcanon公式HPより
動体撮影に特化したAPS-C機最上位モデルです
高速秒間10コマ連写
爆速AFに加え、狙った対象が動いてもピントを合わせ続けるサーボで合わせたい対象にばっちり合わせてくれます
また測距点も65点で隙がなく
多すぎるようにも感じる測距点を快適に選択するためのスティックに切り替えレバー
と、申し分ない性能です
連写機だけあって耐久性も20万回とかなりタフ
動体撮影においてこれよりも上位となるとフルサイズ機の1DX2(40万前後)しかないので
ボディのみで13万円程度でこの性能はとにかくお得
ですが、レンズもとなると約16万円
また設定で好きに弄れるところが多いぶん、多すぎて最初の一台としてはわからないところが多くなってしまうのでは、と思い
候補からは外しました
私の愛機です
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: Camera
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おまけ2 EOS 6D
写真はcanon公式HPより
ここまで言及を避けて来ましたが
一眼レフにはセンサーサイズという光を受ける部分により区別があります
フィルム時代の大きさ、元となった大きさがフルサイズというのですが
このままだとコストが高いので小さくしたものが先ほどまで紹介して来たAPS-Cという規格になります
フルサイズの方が画質やら感度やら、いい事は多いのですが
APS-C用のレンズとフルサイズ用のレンズは規格が違い
APS-Cのボディではどちらも使えるのですが
フルサイズのボディではフルサイズ用しか使えません
そのためフルサイズにするとレンズの選択肢が狭まってしまい
またフルサイズ用レンズは高価なものが多く、レンズ一本買うのも一苦労になってしまいがちです
そのためこちらの6Dという機種はボディの値段こそまだ手が出やすい金額(と言っても13万円ほど)ではあるものの
レンズを選ぶ意味で最初の一台には適さないかなと思い
今回の選択肢からは外しました
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: Camera
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おわりに
という事でここまで見て来て
まとめますと
最小、最軽量、最安で選ぶならX7
持ちやすさ、最新性能で選ぶなら8000D
ずっと長く使い続けるなら80D
という感じですかね
自分は個人的にX7で十分だと思っていて人に薦めていたのですが
記事のために調べてみると、意外と8000Dが80Dにせまる性能であるのにも関わらず値段が抑えめになっており
差額を出せるなら8000Dもいいなと思いました
まぁでもなにより一番は
実物を見て自分にしっくりとくること
欲しいなと思うものを選ぶ事です
canonの機種としては選択肢はここにあげたのがほとんどですが
他社メーカーから選んでみるのもいいかもしれません
是非、カメラ屋に直接足を運んで見てください
この記事の知識が話を聞くきっかけにでもなれば幸いです